私はダイビングをしたいという気持ちはありましたが、いまひとつその気になれませんでした。しかし友達の影響で楽しむことが出来たと言えます。
沖縄本島の最北端にある辺戸岬は、沖縄最後の秘境と呼ばれるダイビングスポットです。そこには、ドームという海底鍾乳洞があります。約2万年前の旧石器時代の遺跡が発見された場所で、かつては陸上だったと言われています。
私はワールドダイビングというショップで、辺戸岬ドームのダイビングツアーに参加しました。恩納村からバンで約1時間半かけて到着しました。途中、やんばるの自然や文化に触れることができたわけです。
現地では、ガイドさんからポイントや注意事項などの説明を受けました。ここはすべてドリフトダイビングなので、潮流や水深に気を付けなければなりません。また、海底鍾乳洞に入る際にはライトも必要です。
いざ水中へという気持ちで潜りましたが、透明度は20メートル以上ありました。色とりどりのサンゴや魚たちが目に飛び込んできました。特に印象的だったのは二神岩という巨大な2つの岩です。その間を通り抜けるときは圧巻でした。
そしていよいよメインポイントのドームへ行ったわけです。入口から見える光が神秘的でした。中に入ると、天井や壁に無数の鍾乳石が広がっていました。それからはゆっくりと洞窟内を探検しました。
出口から出るときはまた感動したことを覚えています。青い海が目の前に広がっていました。このコントラストが素晴らしかったです。
最後まで安全に楽しくダイビングすることができ、ガイドさんも親切で丁寧でした。辺戸岬では他にもキャニオンや茅打ちバンタなど面白そうなポイントがあるそうです。ドームのダイビングツアーが終わった後、私は昼食を取るために観光案内所に立ち寄りました。そこではやんばるの自然や文化を紹介する展示や体験プログラムがあります。私は沖縄そばとジューシーなサーターアンダギーを食べました。
午後からは灯台に行ってみました。灯台からは太平洋と東シナ海の青い海が一望できます。晴れた日には与論島も見えるそうです。私は運が良くて遠くに与論島の姿を見ることができました。
しばらく灯台から少し歩くと、みさきの公園があります。公園内には芝生広場や展望台があります。私は展望台から沖縄本島の最北端の景色を眺めましたがやはり海風が心地よかったです。
最後に、辺戸岬公園近くのお土産屋さんで買い物をしました。沖縄らしい雑貨や食品などが揃っていました。私はやんばるクイナのぬいぐるみと黒糖入りサーターアンダギーを買ったのはいい経験です。
辺戸岬では水中だけでなく陸上でも楽しむことができました。沖縄最後の秘境と呼ばれるだけあって、自然豊かで美しい場所でした。一日が終わり、私はワールドダイビングのバンで恩納村に戻りました。途中、ガイドさんから沖縄の歴史や文化について色々と教えてもらいました。沖縄は日本だけど日本じゃないという不思議な感覚がしたわけです。
村に着くと、私はホテルにチェックインしました。部屋からは海が見えましたが夕日が美しかったです。私はシャワーを浴びて、着替えてから夕食に出かけました。
近くの居酒屋で沖縄料理を堪能しました。ゴーヤチャンプルーやラフテー、海ぶどうや島とうふなど、どれも美味しかったです。泡盛も飲みましたがちょっと強かったです。
食事の後は、近くのライブハウスに行ってみました。そこでは三線や太鼓などの沖縄音楽が聞けます。私は三線の音色に心癒されました。歌詞は分かりませんでしたが、感情が伝わってきました。
岬でダイビングした後も沖縄を満喫することができました。この旅行は忘れられない思い出になりました。